かわいい!
こんばんは,ゴルゴンゾーラ制作部の田野です. ちょっと言い回し変えてみました(いつもは動画の田野です,といいます)
制作部という言葉の響きって,何と無くかっこいいですよね.
さて冒頭の画像ですが,微調整後の顔です. 何が変わったのか,いまいち分かりづらいですので, 調整前の画像もみてみましょう.
だいぶ違いますよね.
ちなみにこの画像は2月13日付のものです. ちょうどモデルを再構成する前のものになります. (記事「黄昏時のオレたちクールガイ Max !!」)
思ったところに主線が出なかったり,影が狙ったとおりに落ちなかったり,大変苦労していました. 今でももちろん完全に狙い通りのものが書き出せるかというと,微妙なところですが.
まるで別人です.(モデルを1度作り直していますので確かに別人です)
今回のポイントは「眼と鼻」です. もちろん耳の大きさや角度から,肌のマテリアルまで全てに手を加えましたが,メインは眼です.
並べてみるとよく分かりますが,眼の顔に占める大きさが変わっています. また,併せて鼻の位置も下がっていることがわかります.
顔のポリゴンもだいぶ整理しました.
鼻のラインは「折り目」を使って出力しています. 2月13日の時点ではこの「折り目」が線として出力されるという事実はまだ知らなかったはずです. なので,鼻のラインはポリゴンを使って出しています.
この折り目も,最初は「メッシュスムーズ」モディファイヤで設定していたのですが,情報によると「編集可能ポリゴン」の「エッジを編集」ロールアウトから設定するものらしいですね.
なんとこんな所にありました.
メッシュスムーズをインスタンスとして使用したい場合,モディファイヤで折り目を設定していると,すこし気を遣ってやる必要が出てしまいます. なにせ,折り目などの情報がメッシュスムーズに保存されていますから,単純に再利用などとはいかないわけです.
編集可能ポリゴンのエッジで設定しておけば,メッシュスムーズの再利用もたやすくなります.
ラインの設定も見直しました.
2月の終わりまでは,出したいところに線が出ず,出てほしくないところに線が出てくるという繰り返しでした. また線の太さや入り抜きもまだ未調整で,綺麗な線とはほど遠いものでした.
ライン調整中
1日がかりで調整し,ようやくそれらしい線を出すことが出来ました. オプションが多いのと,説明が少ないので,大変苦労しましたが成果は大きかったです.
ちょっと前のモデル.線が途中で途切れてしまったりしています.
可能な限り均一で,でも強弱の感じられる線って難しいですよね. 描くのはもちろん,出力するのも.
最近思っているのですが,ここまで来ますと,もはや描くより可愛いのではないでしょうか.
なかなか思ったような感じにはなりませんが,それなりにまとまっている印象があります. モデルの崩れはありますが,デッサンの狂いよりはましな印象です.
さて,明日は三浦さんが髪の毛を完成させてくれるはずです.
あとは髪の毛を含めた微調整だけです. そろそろ本格的に表情を付けたりしたいところですが,今週末までに間に合うのか心配になってきました.
今日は早く寝て,明日に備えようと思います.