ドーモ、ミナ=サン。音響の中澤です。 前回大変反響を頂きました『今日の途中下車』通称『ZAWAの日記帳』 ご好評頂きまして本日連載2回目と相成りました。
さて、本日の途中下車駅は鶴見線の『国道』駅でございます。 「昭和が置き去りにされた廃墟駅」として有名なこの駅ですね。
なぜこんな遠いところまで行くのかといいますと、実は最近、所用で鶴見にかよっております。
いつもは南武線で川崎駅迄行って、その後京浜東北線に乗り換え鶴見駅へと向かうのですが……。
最近、鶴見線経由で行けることが分かったため、どうせなら行ってみたいよねということで行ったということです。 要するにまあ、思いつきというやつです。
鶴見駅からひと駅の距離に国道駅があります。 思っていたより近いんですね。もう少しかかるかと思っていましたが。
ホームは普通の駅という感じです。 そういえば鶴見駅ホームはやたらと鉄骨むき出し感がありましたが、屋根とかそんな感じですね。 とりあえず降りてみましょう。
なんか急に古臭くなってきましたよ???? 階段はボロボロというわけではないのですが、その他の空気がなんだか違います。 なんというか、ひいおばあちゃん家の匂いにいた、なんとなく懐かしさを感じるあの匂いがしてきます。
改札の外に出てみました。 いやいやなんだこれ。いつも利用するような駅とは全く雰囲気が違います。
いわゆる高架下スペースはさすがにほとんどお店がありません。 ココが賑やかだった頃はどんな感じだったのでしょうか。
今あるのは『国道下』という焼き鳥屋さんのみです。 さすがに名前安直すぎやしませんか。 でもこういう飲み屋さんが並んでいたとしたら、さぞかし賑やかだったのではないでしょうか。
これ他の人の写真でよく見る看板だ…! "住宅社"っていう表現がまた時代を感じさせます。 このまま抜けると目の前には道が。"国道駅"って言うくらいですから多分これが国道でしょう。
外から中を撮ってみるとこんな感じ。 ここに駅があるなんで誰が思うんでしょうか。
今回一番グッと来たポイントはココ。 駅から続く道の中で小窓のようにぽっかり空いていた道です。 こういう細道が大好きなもので……。
噂に違わぬ雰囲気を湛えた素敵な駅でした。 さて、次はどこへ行きましょうか……。
おわり ーーー STG